「VR彼女」の後継作として登場した「VRな彼女」。
アダルトVRという稀有なジャンルの発売という事でSteamのランキンでもかなり上位にランクインしていますが、その評価は賛否両論となっています。
そこで、この記事では、新作VRゲーム「VRな彼女」を実際にプレイした私の正直なレビューと、ネット上での口コミを詳しく紹介します。
購入検討されている方の参考になればと思います。
※注意:本作は過去に発売された「VR彼女」とは別のゲームです。混同しないようにご注意ください。
「VRな彼女」ってどんなゲーム?
「VRな彼女」は、VR空間で理想の彼女との甘いひとときを過ごせる、恋愛シミュレーションゲームです。
現時点では彼氏であるプレイヤーの自宅デートを体験できるようになっています。
今後のアップデートで増えると良いな。
流石はVRと言いますか、まるで本当にそこにいるかのような没入感と、彼女とのスキンシップが魅力のゲームです。
登場するヒロインの紹介

本作の登場人物は基本的に2名、主人公のプレイヤーとヒロイン枠の「夕陽さくら」のみです。
ただし、夕陽さくらに関しては、メインストーリークリア後に衣装や日焼けなどのカスタマイズが可能となります。
メインストーリーは1時間でクリア可能
「VRな彼女」のメインストーリーは、サクサク進めれば1時間もあればクリアが可能なゲームです。
それ以降は、上記でもご紹介の夕陽さくらの衣装や見た目のカスタマイズに加えて、メインストーリーとは別の体位でのエッチや行為を行う場所の選択も可能となります。
もちろん、メインストーリーのチャプター途中からやり直しも可能で、選択肢の分岐で見られなかったストーリーも見れます。
要求スペック
このゲームを遊ぶために必要なパソコンの最低スペック、推奨スペックは以下の通りです。
最低スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
必要条件 | 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です | 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です |
OS | Windows 10 | |
プロセッサー | Intel(R) Core(TM) i7-9700 CPU @ 3.00GHz 3.00 GHz | |
メモリー | 16 GB RAM | |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 2070, 8 GB | |
DirectX | Version 11 | |
ストレージ | 6 GB の空き容量 | |
VRサポート | SteamVR |
やはりVRゲームなだけあって、割と高いスペックが要求されます。
ちなみに私の環境は、
・Windows 11
・Intel(R) Core(TM) i7-13700F
・32GB RAM
・NVIDIA GeForce RTX 4070, 12 GB
これで快適に遊べますが、PCファンは爆音です(汗)
実際にプレイして分かった評価

ここでは、私が実際に「VRな彼女」をプレイして感じた、良かった点と悪かった点を正直にお伝えします。
良かった点
「VRな彼女」を実際に遊んでみて良かった点は主に以下の内容となります。
ご存じの方もいるかと思いますが、実はこの「VRな彼女」はグラフィックなどの向上を理由に一度発売延期を行っています。そのため、去年に発表されていたデモ映像よりもはるかに高い品質に仕上がっていて、没入感はかなり高いです。
そして、個人的に結構気になっていた部分ですが、ヒロインの可愛さも抜群でした。正直言いますと、リリース前に公開されていた2Dで見るヒロインモデルは少し違和感を感じる見た目でしたが、VR環境下で見てみると普通に可愛い女の子でした。
しかも、表情がゴリゴリに動きますので、機械感は全く感じず、リアルの可愛い女の子とキャッキャウフフができるゲームとなっていました。
そして「VRな彼女」はリリース記念として定価6,200円から20%引きである4,960円で購入できる割引が適用されていました。
お小遣い制の自分としては、こういう割引は超ありがたいです^^
さらに、こういったゲームはたいていの場合アップデートが何度か行われ、その度に衣装や場所、体位などが追加されますので、「VRな彼女」もこの可能性は高いと予想しています。(有志のmod開発にも期待しています。。。)
悪かった点(注意点)
「VRな彼女」は個人的に満足できるゲームでしたが、不満に感じる悪かった点もあります。
まず、操作方法についてですが、実はメインストーリーのチュートリアル的な表示が一回出るだけで、それ以降は確認できる場所がゲーム内にも公式サイトにもありません。私も場合、誤入力でこのチュートリアルを飛ばしてしまったので、実はいまだに操作がままならない状態です。。。
ちなみに、メインストーリーをもう一周すれば面倒ではありますが確認は可能です。
同じく操作関連の不満点としては、基本的に行為中は両手操作が求められます。そうなってくると、単純にゲームだけを楽しむ分には問題ありませんが、自分の息子を触ることができないので自慰行為ができず、このゲームの存在意義が少し薄まります。一応、行為中に「自動」できる設定がありますが、某HoneySelect2経験者としては片手で体位変更や視点移動など色々できることと比較すると、自由度は下がってしまいます。
そして、個人的に「VRな彼女」の1番の不満点はSteamVRが必須であることです。というのも、何を隠そうこのSteamVRは数年レベルで不具合が多発しているゲームなのです。
気になる方は、SteamVRのレビューを「新しい順」で表示してみると良いよ(汗)
実際、私も初回起動時は30分ほどで起動できましたが、未だに2回目の起動ができていません。
他にも、PCスペックの要求値が高いことも挙げられます。正直これに関してはゲームがVRである時点で仕方ない部分ではありますが、MetaQuestを使っている自分としてはゲーム起動だけで「Meta Quest Link」、「Steam」、「SteamVR」と複数のアプリの同時立ち上げが必要になるので、それだけで結構パソコンに負荷がかかってしまいます。
最後の一つは、良かった点の今後の期待と反対の内容となりますが、現時点で衣装や場所、体位の選択肢が少ない点にあります。これに関してはあくまでも現時点の話となりますので、今後のアップデートや外部のmodなどで解消していくことでしょう。
プレイヤーの口コミ・評判

ここまでは私個人の意見でしたが、念の為他のプレイヤーがどのように感じているのかSNSやレビューサイトで見かけた口コミをいくつかご紹介します。
ポジティブな口コミ
ネガティブな口コミ
「VR彼女」との違いは?
ちなみに、過去に発売された「VR彼女」と、本作「VRな彼女」の違いが気になる方もいるでしょうから、ここについても軽く紹介しておきます。
VRな彼女 | VR彼女 | |
販売元 | ILLMINATION | ILLUSION(解散済) |
グラフィック | 大幅に進化し、よりリアルに | 当時の基準では高評価 |
ストーリー | 特定のシチュエーションを楽しむ内容 | 特定のシチュエーションを楽しむ内容 |
操作性 | 直感的な操作で初心者向け | やや癖はあるものの慣れれば問題なし |
なお、旧作の「VR彼女」を制作・販売していたILLUSIONはすでに事業を畳んでおり、今作の「VRな彼女」の制作・販売元であるILLMINATIONは2024年4月1日 に設立された新会社で、元ILLUSIONで『VR彼女』の総合プロデューサーを務めた「ゆなゆな」氏(大鶴尚之氏)が副社長として参加しています。
まとめ
「VRな彼女」は、美しいグラフィックと感動的なストーリーで、VRならではの深い没入感を味わえる素晴らしいゲームです。
PCスペックやVR酔いなどの注意点はありますが、それを差し引いても十分にプレイする価値があります。
「VRな彼女」はこんな人におすすめ!
- 高精細なVR空間でリアルな恋愛体験をしたい人
- StemaVRで利用できるVRゴーグルを持っている人
- VRゲーム初心者だけど、本格的なゲームをプレイしてみたい人
VRで理想の彼女との生活を体験したい方は、
ぜひ「VRな彼女」をプレイしてみてください^^