アダルト同人ゲーム「SUMMER ~夏の14日~」をプレイしてみた上で、このゲームの概要・特徴・レビューを紹介します。
ドットのアダルト同人作品が好きだという方は、ぜひご一読ください。
「SUMMER ~夏の14日~」とは
まずは、「SUMMER ~夏の14日~」がどのような作品なのか、基本情報をご紹介します。
SUMMER ~夏の14日~ の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | 3Dアドベンチャー、恋愛シミュレーション、交流型ADV |
| 対応OS | Windows |
| ゲームパッド | 非対応 |
| 販売プラットフォーム | DLsite(R-18) |
| 作者(サークル) | ディーゼルマイン |
SUMMER ~夏の14日~ のストーリー
「SUMMER ~夏の14日~」は、主人公が海辺の街で出会った少女と過ごす “たった14日間の夏休み” を描いた作品です。
物語は、どこか懐かしさを感じる夏の情景と、徐々に距離が縮まっていく交流体験を中心に展開。
キャラクターと会話したり、一緒に遊んだり、海辺を散歩したりといった “生活を共にする感覚” が重視されています。
少女と過ごす時間によってイベントが変わるため、プレイヤーの行動選択によって物語が緩やかに変化する設計。
「夏の一瞬のきらめき」をテーマにした、どこか切なくて温かい作品になっています。
SUMMER ~夏の14日~ の特徴
続いては、「SUMMER ~夏の14日~」の特徴についてご紹介いたします。
美しいモデルと表情アニメーション
キャラクターの体の動き、表情の微妙な変化が丁寧に作り込まれており、感情のニュアンスを感じやすくなっています。
しかも、それをドットで再現しているのは秀逸な作品となっています。
なお、この作品のドットは荒すぎず細かすぎない個人的に丁度いいと感じられるレベルでした。
生活感のある“交流”システム
ただイベントを見るだけでなく、一緒に散歩したり、遊んだり、会話を重ねて仲が深まっていくシステムとなっています。
もちろんR18作品なので、
基本Hありきの絡みではありますがw
なので、序盤は手や口、胸を使った行為しかできませんが、親密度が上がるに連れてどんどん過激な行為ができる様になっていきます。
マルチイベント構造
行動選択が最終的なエンディングを分岐させますので、何気に周回要素があります。
抜きゲーにそういった要素は求めないというユーザーも一定数いるかとは思いますが、個人的にはそういったゲームとしての楽しみがあるのは高評価でした。
基本フルボイス
メインストーリーに関わるセリフに関しては、全てフルボイスとなっています。
探索時の何気ない会話に関しては流石にボイスなしではありますが、ストーリー上のセリフはボイスがついているので、キャラに対しての愛着の湧き方は非常に良好です。
もちろん、エッチシーンに関してもボイスは入っていますので、これだけでもこのゲームの品質の高さが伺えますね。
エッチシーンが豊富
このゲームのエッチシーンは様々な種類が存在します。
ここでいう種類というのは体位の話だけではなく、移動時のドット絵のまま行われる「小ドットエッチ」、専用のドット画面での「大ドットエッチ」、そしてこれまた専用のCG画面を用いた「CGエッチ」の3タイプで構成されています。
小ドットエッチの実際の映像
大ドットエッチの実際の映像
CGエッチの実際の映像
回想モードあり
このゲームには、抜きゲーには必須とも言える回想モードが搭載されています。
そのため、見たいシーンがある場合はわざわざそのシーンが流れるシチュエーションをゲーム内で再現する必要はなく、タイトル画面で選択できる「回想モード」から見たいシーンを好きなタイミングで閲覧することができます。
このモードがないゲームは
それだけで一気に抜きゲーの価値が下がりますからね(汗)
SUMMER ~夏の14日~ のメリット・デメリット

次に「SUMMER ~夏の14日~ 」のメリット・デメリットについても解説します。
購入を迷われている方は気になるポイントかと思いますので、それぞれの項目にごとに解説します。
■ メリット
「SUMMER ~夏の14日~ 」のメリットとしては、以下の項目があります。
まずは、なんといってもドット絵のクオリティが高い点が挙げられます。
アダルト同人作品の中でもドット絵の作品は数多くありますが、ドットが荒すぎる作品は流石に抜きゲーとしては興味を引かれません。
しかし、「SUMMER ~夏の14日~ 」のドット絵のクオリティはかなり高いので、小ドットエッチであっても十分満足できる品質となっています。
また、前述でもご紹介の通り、このゲームはフルボイスなのでキャラの反応などが細かく伝わってくるので、テキストのみの作品と比較してもキャラへの愛着が段違いとなります。
ゲーム自体のボリュームも丁度よく、ミニゲームも難易度や作業量も丁度いい塩梅に収まっています。
さらに、小ドットエッチに関してはキャラを好きな場所に引き連れていきエッチを開始できるので、自分の好みのシチュエーションで行為に及ぶことができます。
SUMMER ~夏の14日~ のデメリット
反対に「SUMMER ~夏の14日~ 」にもデメリットは存在します。
まず、このゲームのキャラの移動(歩行)に若干の違和感があります。
正直、移動に関してはこのゲームの本質とは関係のない部分ですので気にする必要もありませんが、神経質な方や完璧を求める方にとっては気になるポイントにはなっています。
次に、このゲームでは結構な移動距離があります。
便利なマップ移動機能自体は備わっていますが、それでも1エリアの端から端まで移動するには地味に時間がかかりますので、ダッシュ機能があれば更にスムーズにゲームをプレイすることができました。
そして、このゲームは発売時点では2,000円強という価格設定になっています。
フルボイスや品質、ボリュームを考えると同人作品の購入経験者目線では妥当な金額だと思えますが、ドット絵同人のジャンルの中には1,000円以下で購入できる激安作品もありますので、そこと比べると高く感じてしまう方が出てきてしまう可能性があります。
実際に SUMMER ~夏の14日~ を遊んでみたレビュー

それでは、ここからは実際に私が遊んでみて感じた感想やレビューをしたいと思います。
ドット絵作品の中ではかなり上位
私自身、そこそこの数のドット絵ジャンルのアダルト同人作品を遊んだことがありますが、この「SUMMER ~夏の14日~ 」に関しては非常に上位に食い込む作品となっています。
この記事を作成している時点では
2位ですね!
とにかくドット絵のクオリティが凄まじく、小ドットエッチも大ドットエッチも満足できるクオリティでした。
個人的には風呂場でのバイズリがグッときました。
動きはもちろん、風呂場特有に反響する音に加えて、
実際に爆乳でパイズリされた時の水面との接地音が
実際に録音したのかと思うほどリアルでした。
移動は少しフラストレーションを感じた
デメリットの部分でも触れていますが、このゲームの移動に関しては少しフラストレーションを感じました。
マップ感ワープなど、利便性を考えた移動機能も搭載されていましたが、イラチな私からすると何度も往復するだけの長い廊下などはダッシュで移動できる機能があると嬉しく思いました。
CGエッチはやや苦手
これ以上ないくらいに私情を挟みますが、私個人としてはCGエッチはやや苦手でした。
感想ですので、私情を挟んでも良いですよね^^;
私は元々ノベル形式のアダルト同人作品がどうにも苦手で、1枚の絵を元に会話や状況が展開されていくよりも、ドット絵だとしても動きで状況を把握できるコンテンツの方が興が乗るタイプです。
なので、このゲームないにあるCGエッチに関してはそこまでクルものはありませんでした。
大ドットエッチは大満足
CGエッチとは反対に、大ドットエッチに関してはメチャクチャ満足できました!
これだけも購入した甲斐がありましたね^^
このゲームの一番良かったところはどこかと聞かれれば、迷わず「大ドットエッチ」と答えたでしょう。
ムチムチ系は苦手だけど大丈夫だった
このゲームの販売ページを見られた方であれば直ぐに察知できるかと思いますが、このゲームのヒロインである2キャラはいわゆるムチムチ系のキャラとなっています。
個人的に巨乳に関しては好みですが、下半身がムチムチ過ぎるのは実は苦手でした。
しかし、このゲームに関してはこのムチムチが作品の良さを邪魔することがありませんでしたので、不思議なことに私もすんなりと入り込むことができました。
Hシーンでムチムチがそこまで強調されていなかったのが良かったのかな?
まとめ
以上が、実際に「SUMMER ~夏の14日~ 」をプレイしてみた感想となります。
移動の速度などマイナスポイントもありはしましたが、私の中では限りなく100点満点に近い作品だったと大満足しています。
もし、アダルト同人作品の中でもドット絵の作品を探されている方がいましたら、少しでもこの記事が参考になればと思います。


